<公式ブログ>工学院大学附属中学校

これは工学院大学附属中学校の公式ブログです。
日常の学校での出来事や行事の時の様子などをレポートします。
また緊急時の連絡などにも活用していきます。

緊急時以外はコメントの受け付けはしておりません。
このブログは学内の広報係が運営しています。

カテゴリ: 学校生活

東京新聞が主催する「第13回新聞切り抜きコンクール」において、高校1年田島陽佳さんが見事『最優秀賞』を受賞しました。
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新聞切り抜きコンクールは、「新聞に親しみながら、読解力や社会への関心を高める」ことを目的とし毎年開催されています。本校でも中学校の社会科や高校1年の現代社会の授業で毎年作品の作成に取り組んでいます。

今回は田島さんのほか次の通り受賞することができました。受賞した皆さんおめでとうございます。

【高等学校の部】
1年:田島 陽佳さんの作品「進化する世界の技術」・・・『最優秀』
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1年:小山 菜穂さんの作品「臓器移植~美談か?それとも…?~」・・・『入選』
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【中学校の部】
2年:山﨑 優希さん・薬師寺 香美さんの作品「REFUGEES難民on the MOVE」・・・『入選』、
2年:内田 寧音さん・根本 瑠璃さんの作品「守れるのか日本の伝統」・・・『佳作』

今回は指導に当たられた社会科の松山修悦教諭と井上聖教諭も「いきいき学習賞」を受賞しました。

「第13回新聞切り抜きコンクール」
主催 東京新聞(関東一都六県)
応募作品数 中学校:906作品、高校:740作品
受賞数 最優秀賞:1作品
    優秀賞:4作品(中学)3作品(高校)
    入選:6作品(中学)5作品(高校)
    佳作:5作品(中学)4作品(高校)
    努力賞:5作品(中学)4作品(高校)です。
詳しい内容は、東京新聞ホームページをご覧ください。
最優秀賞田島さんの作品紹介はこちらから

217日(水)に「PIL・PBL型授業の公開と研究報告会」を行いました。


工学院大学附属中学高等学校では20世紀型教育から21世紀型教育にシフトする必要を感じ、平成25年度より『PIL・PBL型アクティブラーニング』の授業の研究に取り組んでいます。「日本では『自己肯定感』を持てない若者が大量に誕生している」という事実を解決するためには、知識を暗記することに重きを置いた、正解主義を貫く講義型授業を超え、探求や思考のプロセスを大切にした『双方向型』の授業を実践することが不可欠です。


この日は全国からおよそ80名の先生方や教育関係者の皆さまにご参加いただき、本校の取り組みを公開授業という形で報告させていただきました。


報告会は大教室での「マインドセット」からスタート。平方校長とカリキュラムイノベーションチームのリーダーを務める田中教諭から、本校の取り組みの概要を簡単にご説明しました。

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続いて「公開授業」。中高合わせて8つの授業を行い、ご希望の授業にご参加いただきました。
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■高橋教諭とMr. Kingによる中1ハイブリッドインターナショナルクラスのEnglish(Advanced Class)
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■窪田教諭とMr. Jonによる中1ハイブリッドインターナショナルクラスのEnglish(Standard Class)
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■有山教諭による中1のデザイン思考(ハイブリッド特進クラス)
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■太田教諭による中1の理科(ハイブリッド特進理数クラス)
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■岡部教諭による中2の英語
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■井上教諭・平林教諭による高2の地理
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■矢野教諭による高2の数学
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■野田教諭による高2の現代文
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授業公開のあとはアトリウムでワークショップを行いました。テーマは「S-P表を活用した授業の評価」。実施した授業が想定した思考コードのレベルと合っていたのかを、S-P表を用いて分析する手法を説明し、実際にS-P表の作成を体験していただきました。
進行はカリキュラムイノベーションチームもう一人のリーダーである太田教諭が務めました。
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各テーブルでも本校教員と一緒にS-P表作成の体験をしていただきました。
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解説は数学科の奥津教諭が担当。
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質疑応答の時間にはご来場の先生方が、授業担当者と活発な意見交換を行っていました。
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最後に東京私学教育研究所所長の清水哲雄先生からご挨拶をいただきました。
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ご参加いただいた皆様、お忙しい中ご来校いただきありがとうございました。

本校といたしましては、今後も21世紀型教育を推進する為に、全教員一丸となってグローバルシティズンシップを意識した「PIL・PBL型アクティブラーニング」の双方向授業を発展させていきたいと考えています。

今回の報告会の様子は「ホンマノオト」でも紹介していただいています。ぜひそちらもご一読ください。

217日(水)に「PIL・PBL型授業の公開と研究報告会」を行います。

本校は平成25年度より、21世紀型教育を導入し、教員研修を積み重ねながら、PIL・PBL型アクティブラーニングの授業を実践しています。そうした取り組みに対し、平成26年度・27年度の2年間、東京私学教育研究所から研究協力校の指定をいただいていましたので、授業公開という形で研究の報告をさせていただくこととなりました。

 

「PIL・PBL型の授業導入へ向けての研究と実践21世紀型教育の実践

工学院では20世紀型教育から21世紀型教育にシフトする必要を感じて、PIL/PBLの授業の研究に取り組んできた。何故なら、世界は今までとは質的に異なる21世紀社会が迫っていることを念頭に置いて、教育改革を進めているからである。とりわけ日本の問題として、「自己肯定感」を持てない若者が大量に学校教育の中で誕生しているという事実とどう向き合って、解決していけばよいのかを考えると、探求や思考のプロセスを大切にした授業に取り組む必要性に辿りつく。それは、知識を暗記することに重きを置いた、正解主義を貫く講義型授業を超えるところにある双方向授業であった。今後も21世紀型教育を推進する為にグローバルシティズンシップを意識した双方向授業を発展させていきたい。

 

当日はおよそ80名の先生方や教育関係の皆様をお迎えし、報告会を行います。

最初に全体会で本校の取り組みを簡単にご紹介した後、実際の授業を1時間ご見学いただきます。中高合わせて8つの授業から見学していただく授業をお選びいただくことになっています。その後ワークショップにご参加いただき、報告会は終了となります。

今日はワークショップの会場となるアトリウムに実際に椅子や机を並べ、スムーズに進めることができるかリハーサルを行いました。

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本校の取り組みも現在進行形で、決して「完成形」というわけではありませんが、ご来校の皆さまに少しでも参考にしていただけることをご提供できればと願い、報告会を実施できればと思います。


【これまでの授業公開より】
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図書館で「新しい形の電子書籍」honto pocket の貸出が始まりました。
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「honto pocket」とは、大日本印刷が提供している、ダウンロード不要の電子書籍。特徴は以下の3点です。(http://hontopocket.jp/より)


■片手で持てる文庫本サイズ!
100冊を超える名作揃いの全集をこれ一台で持ち歩ける手軽さ。まさにポケットに入る文庫本サイズだから、いつでもどこでも、さっと片手で取り出せて、さっと読みはじめられます。電源を入れると、前に読んでいた続きからすぐに読むことができる機能がついています。


■書籍データ内蔵ですぐに読める!
書籍データが内蔵済みなので、電子書籍の購入、ダウンロード操作は不要。インターネットへの接続や会員登録も必要ありません。パッケージは本棚にしっくり収まる紙の本の装丁風です。


■3つのボタンでラクラク読める!充電も不要の単三電池式
「honto pocket」は表示パネルの下の3つのボタンを押すだけで、すべての操作を行うことができる簡単操作。書籍を読むことだけを追求したシンプルな操作で、読書に集中できるよう、複雑な機能や操作は省いています。電源も充電の心配がいらない単三電池式です。
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今回この「honto pocket」を工学院用に特別に作っていただきました。図書館利用の可能性や国語科等
における授業活用を目的に、「青空文庫」から本校の国語科教諭を中心に選書したコンテンツをインストールしたもので、

『工学院の100選』
『夏目漱石セレクション』
『宮沢賢治セレクション』
『源氏物語(与謝野晶子)』
『三国志・宮本武蔵(吉川英治)』

の5種類があります。


図書館で貸出可能です。是非皆さん、手に取ってみてください!
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12月19日(土)に中学全生徒を対象としたキャリアガイダンスを行いました。

今回のキャリアガイダンスはのテーマは「医療」。人の健康維持・回復・促進や命を救うために、医学、看護、福祉はもちろん、工学などの様々な分野の学問、職業からアプローチ可能であることを伝え、社会の仕組みについて学ぶことを目的としました。

はじめに進路指導部主任 奥津先生より、医療に関わる職業と学問についての概要の話があり、続いて、ゲスト講師の方々による講演を聞きました。

一人目は、工学院大学工学部機械工学科の橋本成広先生でした。
内容は、医用生体工学・生体材料学などの研究を通して、理学や工学が医療に深く貢献していることについてお話していただきました。現在の医学は、治すこともさることながら、健康維持の方法も進んできていて、理学・工学・情報・農学など様々な分野とのつながりで発展してきていることをお話しくださいました。

二人目は、本校生徒の保護者岩崎さんから、看護師の仕事についてのお話をしていただきました。
実際の現場のお話から、看護師になった経緯までお話ししてくださり、とても参考になった生徒が多かったようです。

キャリアガイダンスの後は、中学3年生を対象とした大学進学に関するガイダンスを行いました。進路指導部主任 奥津先生より、現在の結果・成績から、3年後にはどのくらいになるとどういう大学に行けるのかといったことや、国立大と私立大の違いといった基本的なことなどを、具体的に分かりやすく説明していただきました。

将来を見据えた話を聞き、少しでも前向きに勉強に取り組む生徒が増えてくることを願っています。

中学校全体 キャリアガイダンス
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中学3年生進学ガイダンス
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本日は、大学と合同の防災訓練を実施しました。
避難訓練の形式で大学に集合し、災害時や緊急時に必要な知識・技術を学んでいました。
骨折した時の包帯の巻き方や、足の固定の仕方、応急救護、水消火器を使った消火活動、発電機の使い方、地震体験等をしました。
また、非常食のラーメンとペットボトルの水も配布されました。

地震をはじめとする災害や火災等での対応についてきちんと学び、いざというときに冷静に対処できるようn生徒になっていってほしいですね。

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610日(水)のLHRで、スケアードストレートによる交通安全教室が行われました。



スケアード ストレート(scared straight)とは「恐怖を直視」するということ。スタントマンさんによる事故のデモンストレーションをみて、その恐ろしさを体感し、交通ルールの大切さを学ぶ手法です。本校では3年前にも実施しており、今回は2度目となります。


今回実演してくださったのはスーパードライバーズ。映画やドラマでもスタントを請け負っている皆さんが、体を張って事故の怖さを教えてくださいました。

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曲がり角による死角、一時停止、自転車の傘さし運転・並列走行・ながら運転、内輪差など、実際に事故が起きた様々な事例を実演し、その怖さを伝えてくださいました。


「どうせスタントマンさんがやっているのだから…」という気持ちを持ちつつも、実演の中で車との衝突で体が投げ飛ばされたり、車の下敷きになったりする様子を見て、事故の怖さは存分に思い知らされたと思います。


本校にも自転車で通学する生徒が多数います。今回の教室を一つのきっかけとして、より一層の安全運転を心掛けてほしいと思います。


本校図書館内に「多読ルーム」が完成しました。
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英語の本にたくさん親しんでもらおうと、本校では昨年度からさまざまな種類の英語の本を図書館に用意しています。最近では休み時間や放課後に利用する生徒も次第に多くなり、授業の中で多読の活動を行う機会も増えてきました。

今後さらに蔵書数を増やし、生徒たちが英語の本に触れる機会をより多くしていくことを目的とし、図書館内にあった会議室に書棚を設置し、「多読ルーム」として活用していくことになりました。

本日書棚の設置が完了し、閲覧準備のできた書籍を並べ、多読ルームとしての活用が始まりました。

現在閲覧準備中の本も多数ありますので、多読ルームに並ぶ本の数も次第に増えていく予定です。多読用の本にはCDつきのものも多数あり、多読ルームにはCDプレーヤーも多数用意していますので、聞きながら本を楽しむこともできます。

ぜひ多くの生徒の皆さんが、たくさんの英語の本に触れ、読書を楽しむ中で、英語の力も伸ばしていってほしいと願っています。「多読ルーム」は図書館の1階にあります。皆さんぜひ利用してください。
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ディズニーの本や絵本など読みやすい本もたくさんあります。
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読みやすさはシールの色で示されているので、自分のあった本も見つけやすいです。
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CDつきの本もたくさんあります。リスニングも鍛えましょう!
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CDプレーヤーもたくさんあるのでぜひ活用してください。
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現在準備中の本もこんなに。これからも少しずつ増やす予定ですので、たくさん読んでくださいね。
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期末試験が始まり生徒が午前中で放課となった3月5日(木)の午後、専任の教員が全員参加して教員研修会を行いました。

第1部は「ICT研修」。富士電機ITソリューション株式会社、株式会社ロイロ、KDDI株式会社の3社から講師の方にお越しいただき、「マーナビケーション」「ロイロノート」「Edmodo」を使った授業の実践について研修を受けました。

4月から入学する新中学1年生は、全員がタブレット端末を持って授業に参加する、新しい形の「学び」を実践していくことになっています。今回の研修はそれに向けての準備の一環として行われました。

生徒のタブレット端末に問題を一斉送信したり、生徒の答えを集約して表示したり、英語の表現をジェスチャー付きで録画したりと、さまざまな活用例を実際に体験しました。

本日の資料
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島田教頭より開始の挨拶
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ご来校いただいた講師の皆様
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さっそく講演と研修が始まりました。2人に一台ずつiPadが渡され、色を塗ったり、問題を解いたり、写真を撮ったり…
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第2部は「2015年度中学入試状況報告会」。三田国際学園学園長の大橋清貫先生をお招きし、ご講演していただきました。

三田国際学園は本校と同じく「21世紀型教育を創る会」の加盟校であり、PBLやPILといったアクティブラーニングを実践されています。講演では三田国際学園の先生方がどのような意識で教育に取り組まれているのかを中心にお話してくださり、21世紀型教育の先進校としてともに切磋琢磨していきましょうと結ばれました。
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今回の研修会は長時間のものとなりましたが、我々教員にとって大きな刺激となったことは間違いありません。よりよい授業の実践に向けて、教員の研修はこれからも続きます。

2月15日(日)に品川フロントビルで、東京新聞主催「第12回新聞切り抜き作品コンクール」の表彰式が行われ、優秀賞を受賞した本校中学3年生の生徒たちが出席しました。
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会場には受賞作品も展示されており、参加した本校生徒たちも他の優秀作品から大いに刺激を受けているようでした。
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今後もコンクールへの取り組みを通じ、生徒たちが新聞に親しみ、日本のみならず世界の様々な事象に関心を持ち、考える力を養ってくれることを期待しています。

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