<公式ブログ>工学院大学附属中学校

これは工学院大学附属中学校の公式ブログです。
日常の学校での出来事や行事の時の様子などをレポートします。
また緊急時の連絡などにも活用していきます。

緊急時以外はコメントの受け付けはしておりません。
このブログは学内の広報係が運営しています。

2015年12月

「世界の教師トップ50」に選出された本校英語科の髙橋一也教諭が、12月30日付のThe Japan Timesに掲載されました。(Web記事へはこちらから)
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記事では髙橋教諭がどのような授業を実践しているかを始め、教師を目指すきっかけ、生徒に身につけてほしい力、今後の展望などが紹介されています。ぜひご覧ください。

また、新聞記事にもある通り、髙橋教諭は本校が行う「アジア×グローバル人材育成プログラム」の一環として、現在4人の高校生と共にインドネシアに滞在し、生徒たちの活動を支えています。その様子は高校のブログで紹介していますので、こちらからご覧ください。

首都圏模試センターのホームページにある「希望の私学」というコーナーで、本校が紹介されています。
希望の私学
「PBL型アクティブラーニング×ICT×C1英語×思考力」を軸に展開している本校の教育について特集していただいています。記事の中では「課題研究論文」「東京五輪アーカイブ」「アジア×グローバル人材育成プログラム」「トビタテ!留学JAPAN」などさまざまな取り組みについても紹介されており、本校が実践している教育の内容をよくご理解いただけるかと思いますので、ぜひともご一読ください。(希望の私学へはこちらから)

尚、本校では2016年度入試に向けた最後の学校説明会を、1月9日(土)に「ラストチャンス!!入試直前10点アッフ゜講座、思考力セミナー」と題して開催いたします。多くの皆様のご参加を心よりお待ちしております。(会場は本校に隣接する工学院大学八王子キャンパスです。説明会の詳細につきましてはこちらからご確認ください。)

吹奏楽部は1226日(土)・27日(日)に八王子市芸術文化会館いちょうホールで行われた「2015 TAMA アンサンブルフェスタ」に出場しました。

結果は下記の通りです。今後もご声援をよろしくお願いいたします。



中学校の部 1226日(土)小ホール

管楽6重奏 【銅賞】 月の海(作曲:櫛田胅之扶)

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高等学校の部 
1227日(日)小ホール

サクソフォーン4重奏 【銀賞】 サクソフォーン・シンフォネット(作曲:D.ベネット)

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木管5重奏 【銀賞】 
5つの管楽器のための小室内楽曲 作品24-2より(作曲:P.ヒンデミット)

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本校英語科の髙橋一也教諭が「世界の教師トップ50」に選出されたことが、八王子経済新聞(みんなの経済新聞ネットワーク)に掲載されました。
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八王子経済新聞の記事はこちらから
Yahoo! JAPAN ニュースの記事はこちらから

記事でも紹介されている通り、髙橋教諭は本校が実施している「アジア×グローバル人材育成プログラム」にも携わっており、いよいよ明日12月23日に4人の高校生と共にインドネシアへ向けて出発します。このプログラムの活動の様子は高校のブログからご覧ください。

12月19日(土)に受験生の皆様を対象とした「クリスマス説明会」と「思考力セミナー」を行いました。

今回はクリスマス特別企画として吹奏楽部によるウェルカムコンサートからスタート。
アトリウムでわずか15分のコンサートでしたが、「宝島」「クリスマスイブ」「ユーロビートディズニーメドレー」の3曲をお聴きいただきました。

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部員による制服紹介のコーナーも。

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英語のJon先生からご来場の皆様にクリスマスのプレゼントもお渡ししました。
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その後、大教室で説明会がスタート。平方校長より本校の教育についてお話いたしました。

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また同時に図書館では思考力セミナーも開催。Verkey基金が主催する「世界の教師トップ50」に日本人で唯一選出された髙橋一也教諭と、家庭科担当の萩原君子教諭、図書館司書の有山裕美子教諭の3人が講師を務め、楽しくセミナーが行われました。
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ウォームアップとしてレゴブロックを使って「アヒル」の作成。かわいいアヒルがたくさんできました。と言っても「正解のアヒル」があるわけではありません。出来上がったすべてがそれぞれにとって「アヒル」です。互いの違いを認め合おうというメッセージがここにはありました。

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そして本格的にセミナーがスタート。今回は「落書き」を題材にしてグループで話し合いを行い、最終的にはみんなで協力し合い「落書き防止」のポスターを作成しました。

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初めて会った同士、最初は緊張している様子でしたが、最後には協力しながら一生懸命にポスターを作ろうとしている姿が印象的でした。

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今回のセミナーで、考えるプロセスや、協力することの大切さ、一人ひとりが持っている考えをお互いに尊重することなどを感じ取っていただければ幸いです。


本日ご来校くださった皆様、どうもありがとうございました。


受験生の皆様には楽しむ余裕などないかもしれませんが、どうぞ素敵なクリスマスをお迎えください。皆様のご健闘をお祈りいたします。

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12月19日(土)に中学全生徒を対象としたキャリアガイダンスを行いました。

今回のキャリアガイダンスはのテーマは「医療」。人の健康維持・回復・促進や命を救うために、医学、看護、福祉はもちろん、工学などの様々な分野の学問、職業からアプローチ可能であることを伝え、社会の仕組みについて学ぶことを目的としました。

はじめに進路指導部主任 奥津先生より、医療に関わる職業と学問についての概要の話があり、続いて、ゲスト講師の方々による講演を聞きました。

一人目は、工学院大学工学部機械工学科の橋本成広先生でした。
内容は、医用生体工学・生体材料学などの研究を通して、理学や工学が医療に深く貢献していることについてお話していただきました。現在の医学は、治すこともさることながら、健康維持の方法も進んできていて、理学・工学・情報・農学など様々な分野とのつながりで発展してきていることをお話しくださいました。

二人目は、本校生徒の保護者岩崎さんから、看護師の仕事についてのお話をしていただきました。
実際の現場のお話から、看護師になった経緯までお話ししてくださり、とても参考になった生徒が多かったようです。

キャリアガイダンスの後は、中学3年生を対象とした大学進学に関するガイダンスを行いました。進路指導部主任 奥津先生より、現在の結果・成績から、3年後にはどのくらいになるとどういう大学に行けるのかといったことや、国立大と私立大の違いといった基本的なことなどを、具体的に分かりやすく説明していただきました。

将来を見据えた話を聞き、少しでも前向きに勉強に取り組む生徒が増えてくることを願っています。

中学校全体 キャリアガイダンス
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中学3年生進学ガイダンス
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12月13日(日)、第6回八王子中学生絵画展の授賞式が行われました。

本校からは、2名の生徒が招待されました。

中学2年 中山佳紀くん
作品名 The lake
八王子市学園都市文化ふれあい財団理事長賞

中学1年 渡辺 黎
作品名 風景画
佳作

表彰式並びに懇親会が行われ、大変有意義な時間を過ごしました。
これからも頑張りたいと想いますので、応援よろしくお願いいたします
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 12月11日に芸術鑑賞教室が行われました。中学生は、劇団四季ミュージカル「リトル・マーメイド」を鑑賞しました。
 現地集合・現地解散で例年行われている行事です。電車の遅延等で遅れてしまった生徒もいましたが、無事に鑑賞できました。
 内容も分かりやすく、楽しめていました。また、歌に踊りに演技に総合芸術をみて良い経験ができました。
 2月には、合唱コンクールがあるので、ミュージカルを見ていい影響を受けて頑張ってくれることでしょう。

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本校英語科教諭で、今年度開設したハイブリッドインターナショナルクラス(1年C組)の担任を務める髙橋一也教諭が、Varkey基金が主催するthe 2016 Global Teacher Prize Top 50 Finalistsに選ばれました。日本人で選出されたのは髙橋教諭が初となります。
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この基金を主宰するサニー・バーキーは慈善事業家で、ドバイを拠点に世界で活躍しています。世界を救うカギは、教師の存在であると語っています。生徒の心を揺さぶり、未来を創る知の旅へ誘うグローバルティーチャーを発掘し、優勝者を称え、1億円の賞金を授与する教師ノーベル賞を開設したのです。

今回髙橋教諭が「世界の教師トップ50」に選ばれたことについては、本校が参加している「21世紀型教育を創る会」のホームページで紹介されています。ぜひこちらからご覧ください。

■学校説明会で生徒と共にハイブリッドクラスの説明をする髙橋教諭
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■インターナショナルクラスの英語授業の様子
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参考 Global Teacher Prize Varkey Foundation の公式ページ(英語)はこちらから
   私立学校研究(c)ホンマノオトでの紹介記事はこちらから
   HUFF POSTの記事はこちらから

12月1日、中学1年生の「デザイン思考」の授業で、ポプラ社の飯田健さんをお招きして、ポプラディアを使ったワークショップを行いました。

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中学1年生では、地理とのコラボ授業で、八王子について様々な角度から調べていこうという取り組みが始まっています。まずそのスタートとして、改めて百科事典の使い方や、何かを調べるときの「コツ」について学ぶと言うことが、今日の授業の大きな目的です。

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実は、日頃インターネットを使って調べることになれている生徒たちが、果たして紙の資料を前に、どれだけ真剣に取り組めるか、あるいは興味を持って学ぶことができるか少し心配でした。ところが、飯田さんから調べるお題をもらった瞬間から、生徒たちはグループで相談、分担しながらそれぞれの課題に取り組み始めました。問題は全部で8問。机に置かれたポプラディアを使って調べていきます。お互いに相談し合いながら、与えられた課題をこなしていく中で、気づいていくことがたくさんあります。実はそれがこの授業の大きなポイントでもありました。

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一通り答えの記入が終わったところで、いよいよ答え合わせです。生徒たちは、飯田さんと一緒に答え合わせをしながら、課題のポイントを一つ一つ確認していきました。何かを調べるときは、「定義」が大切なこと。質問されていることをきちんと理解して、必要な情報が何であるか判断すること。一つの課題から発展して調べていくことが必要な場合があること。一つの言葉も、別の使われ方があること、などなど。
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答え合わせの途中で、自分が陥った間違いに、なるほどとうなずいたり、たどり着いた答えが正解であったことを知ると、思わず歓声を上げたりと、それぞれが楽しみながら大切なことを学ぶことができたようです。

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授業の中で、飯田さんから、生徒たちにお願いがありました。


まずは、何かを調べるときに、最初の言葉で見つからなくても、決してあきらめないこと。言葉にはいろいろあります。一つの言葉で見つからなくても、関連するほかの言葉を探していく中で、思わぬ発見や答えにたどり着くことができることがあります。
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もう一つは、調べるときは正式名称を用いると言うことです。インターネットでは曖昧検索が許されますが、百科事典では正式な名称が必要になります。実はこのことは、調べ学習にはもちろん、レポートや論文を書くときに、とても重要な視点です。何かを調べるときに、正式名称はなんだろうかと常に考えることは、正しい知識につながります。曖昧なことを曖昧にせず、しっかりと自分の知識にしていくことの大切さを、今日の授業を通して生徒たちは学んだことと思います。

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