2015年06月
旅行研究同好会活動報告 川越編
旅行研究同好会は5月31日に「川越」を訪ねました。
《蔵造りの街》とか《小江戸》として有名な身近な観光地です。
蔵造り資料館
川越市立博物館の分館になっている「蔵造り資料館」
明治時代に大火事になり、川越の街がほとんど焼けたが、一軒だけ蔵造りの家が焼け残った。
火事の後の再建で「今度は燃えない家を」と言うことで蔵造りの家が建てられた。
その中でここは当時「たばこや」として商いをしていた。
今は建物の中を見学できる。
2009年のNHK朝の連続ドラマで、多部未華子が主演した「つばさ」で舞台になった蔵造りの家です。
「蔵造り」の建物が立ち並ぶ川越の街並み。
川越市立博物館
「川越の街並み」「川越の蔵造り」などについて詳しく展示されている。
博物館の庭に水琴窟が設置されていた。
本丸御殿
川越城の本丸御殿の一部が残っている。
家老詰め所は昔の位置から少し移動して復元されている。
家老詰め所には人形が置かれ雰囲気を出していた。
川越まつり会館
毎年10月に行われる「川越まつり」の展示をしている。
「川越まつり」は江戸の神田祭の流れをくむ祭りである。
山車の上で演奏されるお囃子を実演してくれる。
その「お囃子」は3つの流派があり、ヘッドホンで聞き比べられる。
川越の街並みの特徴
蔵造りの建物は火事が多い冬季に関東地方独特の季節風(北風)から延焼を防ぐため、北側には窓がない。
一部には軒先からの延焼を防ぐ壁がある。(川越では【うだつ】とは言わない)
川越散策の帰りに「冷たいキュウリ」を買いました。
とてもおいしかったです。
中2鎌倉移動教室
事前に、社会科の授業通して当日の行程表を班ごとに作成するとともに、個人では鎌倉の歴史新聞を作成しました。当日は、班ごとに鎌倉駅に集合し、使い捨てカメラによる撮影、美術科からのスケッチの課題に取り組みながら、それぞれの鎌倉を学び、楽しんでいました。また、お昼頃から時折雨が降り、一部行程の変更もありましたが、そうした場でも各班で臨機応変に行動し、無事に解散しました。
後日には、国語科から鎌倉の感想を文章に起こす課題や、社会科からの観光パンフレットの作成を行い、鎌倉での経験を、各教科で形として残す予定です。
なお、この移動教室は、修学旅行での班別自主行動の事前学習としての意味を備えています。この経験を活かした生徒たちの、いっそう自主的な、そして活き活きとした姿を、今後もお伝え出来たらと思います。
スケアード ストレート
6月10日(水)のLHRで、スケアードストレートによる交通安全教室が行われました。 スケアード ストレート(scared straight)とは「恐怖を直視」するということ。スタントマンさんによる事故のデモンストレーションをみて、その恐ろしさを体感し、交通ルールの大切さを学ぶ手法です。本校では3年前にも実施しており、今回は2度目となります。 曲がり角による死角、一時停止、自転車の傘さし運転・並列走行・ながら運転、内輪差など、実際に事故が起きた様々な事例を実演し、その怖さを伝えてくださいました。
今回実演してくださったのはスーパードライバーズ。映画やドラマでもスタントを請け負っている皆さんが、体を張って事故の怖さを教えてくださいました。
「どうせスタントマンさんがやっているのだから…」という気持ちを持ちつつも、実演の中で車との衝突で体が投げ飛ばされたり、車の下敷きになったりする様子を見て、事故の怖さは存分に思い知らされたと思います。
本校にも自転車で通学する生徒が多数います。今回の教室を一つのきっかけとして、より一層の安全運転を心掛けてほしいと思います。
デザイン思考の授業で「デジタル・ストーリー・テリング」の作成がスタート
ハイブリッド各クラス(中1)で週1回行われる「デザイン思考」の授業。6月6日の授業では、オリエンテーション合宿(4月実施)でお世話になった法政大学の坂本旬先生をお迎えして、「デジタル・ストーリー・テリング(DST: Digital Story Telling)」の作成が本格的にスタートしました。
第1回目となるこの日の授業では、DSTが自己表現の一つの方法であることを理解したうえで、制作方法を理解し、作品のテーマを考えることを目標としました。
生徒たちはそれぞれに、付箋やiPadを使って、自分が伝えたいことは何か、考えていました。
坂本先生からは、作品を作る上で重要なこととして、以下の点を上げていただきました。
(1) 自分のプライバシーは自分で守る。
(2) 同様に、友達のプライバシーも守る。
(3) いろいろなテーマで、方法もいろいろ考えながら表現する。
(4) 友達や家族へのメッセージとして表現する。
最後には、何人かの生徒が「みんなに伝えたいこと」を発表。将来の夢や好きなスポーツ、趣味など、それぞれの伝えたいことを挙げていました。このテーマが、どんな物語へと成長していくか、楽しみです。
どうぞお楽しみに!
ハイブリッドクラス授業見学会を行いました
本日6月4日(木)にハイブリッドクラス授業見学会を開催いたしました。
前半は大教室で全般的な説明会を実施。
中学1年学年主任の纓坂誠教諭より、ハイブリッドクラスを開設した本校が目指すビジョン、入学して2か月が経過した中学1年生たちの様子、すでにICTを駆使している生徒たちの姿などをご紹介しました。
またハイブリッドインターナショナルクラス担任の高橋一也教諭は、「教師や学校の都合によらず、生徒が持つさまざまな得意分野をきちんと正当に評価することが大事であり、それを実現させるのがPBLの授業である。インターナショナルクラスには日本語よりも英語が得意の生徒もいれば、その逆の生徒もいる。そうしたバランスがとても大切で、両者にきちんと英語と日本語の両方を身に着けてもらい、その上でグローバルな活躍のできる人材を育てていきたい。」と話しました。
また生徒が二人登場し、工学院を選んだ理由や夢について英語で堂々と語っていました。
最後に高橋勉入学広報部長より平成28年度入試の概要についてお話し、説明会は終了。
その後、ハイブリッドコースの授業(英語・数学・デザイン思考)を実際に見学していただきました。
ハイブリッドコースを開設してまだ2ヶ月ですが、今までとは異なる新しいスタイルの授業が数多く展開されています。また生徒たちのICT活用能力の高さにも驚かされ、今後の活躍が非常に楽しみです。
ここからは見学会の様子を画像でご紹介します。
①平方校長は出張中のため、ビデオでメッセージをお伝えしました。
②ハイブリッドインターコース(中1)学年主任の纓坂誠教諭。プレゼンのタイトルは「飛躍の予感」。
オリエンテーション合宿の時に生徒がiPadで作成したイラスト。
私たちのPassion & Mission
ご来場の皆さまにIB型思考の体験もしていただきました。
つい先日行われた「荒崎移動教室」の様子をもご紹介しました。
③ハイブリッドインターナショナルクラス担任の高橋一也教諭は生徒へのインタビューを交えながら、本校が目指す生徒像についてお話させていただきました。
二人の生徒は自分の夢や本校を志望した動機を堂々と英語でスピーチし、ご来場の皆さまからたくさんの拍手をいただきました。
④高橋勉入学広報部長からは新コースを開設した本校の特徴と入試の概況についてお話しました。
⑤授業見学「デザイン思考」 テーマは「ネパール地震」。グーグルでネパールの位置を確認し、youtubeで被害状況を見た後、自分たちには何ができるのかを考えました。そしてそれをロイロノートで共有し、互いの意見を交換しました。「海外青年協力隊に入って支援したい。」という意見も。
⑥授業見学「English(Advanced class)」インターナショナルクラスに在籍し、帰国生や国内のインターナショナルスクール出身生など英語を得意とした生徒のための授業。グループや個人でまとめたことを発表していました。
⑦授業見学「English(Standard class)」 ハイブリッドインターナショナルクラスに在籍するも、中学入学後に本格的な英語学習をスタートさせた生徒たちのための授業。家族の系譜をiPadでまとめ、その発表を通じ、英語の表現を学んでいました。
⑧授業見学「数学」 与えられた課題をグループで話し合い、その結果をロイロノートで先生に送り、みんなで共有しながら解を探るというPBLの授業実践。
これからもこのブログでは随時ハイブリッド各コースの取り組みをご紹介していきたいと思います。
本日はお忙しい中たくさんの皆さまにご来校いただきました。どうもありがとうございました。
中学1年移動教室に行ってきました!
8:50に学校を出発し、バスに乗ること約2時間。
神奈川県横須賀市にある荒崎海岸に到着。ここには、中央水産研究所の横須賀庁舎があり、磯採集・磯観察するにはよい場所です。
この日は、日差しは強かったのですが涼しい風が吹いていたので、とても過ごしやすく校外授業には最高の天気でした。
磯では、タコやカニ、ウニなどを発見採取し、じっくり観察することができました。
また、特進理数のクラスでは、水質調査の簡易キットを用いて、海水のCOD、硝酸濃度、リン酸濃度を測りました。
今回の移動教室では、実際に現地で体験したり観察したもので興味を持ったものをみつけることが目的の一つでした。今後は、調味を持った内容を班毎で調べ、発表する形でまとめていく予定です。
授業公開【中学編】
今回の授業公開は「アクティブラーニング(PBL・PIL)の実践」をテーマに行いました。本校では21世紀型教育の実践校として、教師による一方通行型の授業から脱却し、PBL・PILを中心としたアクティブラーニングの授業実践に取り組んでいます。そのために電子黒板やiPadといったICTを順次整備し、教員も日々研修を繰り返しています。今回はそうしたアクティブラーニングの実践を少しでも多くご覧いただけるよう準備を進めてまいりました。ご来校いただいた皆様、どうもありがとうございました。
授業実践のいくつかをご紹介いたします。
中2の数学の授業ではiPadを使ってグループごとに証明の問題を解いていました。ロイロノートで先生から課題が配付され、それをグループで考え、まとまった解法をまたロイロノートで先生に送ります。そして電子黒板にそれぞれの解法が映し出され、みんなで考えていくというスタイルでした。
デジタル教科書を使って視覚にも分かりやすい中2英語の授業
中3数学の授業もグループで取り組み、解き方を発表し合っています。
中1の地理の授業では、各グループが「世界のスポーツ」「世界の食べ物」など「世界」をテーマにiPadを使って調べたことを発表し合っていました。
ハイブリッドクラス(中1)の英語。中1の英語の授業は全時間ネイティブの先生と日本人の先生のティームティーチングです。
ハイブリッドインターナショナルクラス(中1)の理科。Derreck先生は英語の授業のほか理科も担当しています。
これからも21世紀型教育の実践校として、生徒と教師が共に学び合えるアクティブラーニングの授業作りを目指していきたいと思います。
6月4日(木)には「ハイブリッドクラス授業見学会」も開催いたします。本校の授業実践をぜひご覧ください。詳細はこちらから。