<公式ブログ>工学院大学附属中学校

これは工学院大学附属中学校の公式ブログです。
日常の学校での出来事や行事の時の様子などをレポートします。
また緊急時の連絡などにも活用していきます。

緊急時以外はコメントの受け付けはしておりません。
このブログは学内の広報係が運営しています。

2015年02月

2月24日に第11回合唱コンクールを開催いたしまた。どのクラスも日々練習を重ねてきた成果を存分に発揮していました。

審査を担当した平方校長は、「クラスのまとまりがあり、本当にいい合唱ができたと思います。歌だけではなく、生徒会役員が行った進行・運営や、吹奏楽部員による誘導のサポートも本当に見事でした。この合唱コンクールを通じ、学年が上がるにつれて生徒たちは着実に成長していくのだということを改めて実感することができました。オバマ大統領の言葉を借りれば皆さんはまさに『Yes, we can!』 これからもいろいろなことにチャレンジできると思います。工学院での生活をさらに頑張ってください。期待しています。」と講評で述べられました。

入賞は以下の通りです。

金賞 3年B組
課題曲「大地讃頌」 自由曲「君とみた海」
DSC_5461
銀賞 3年C組
課題曲「大地讃頌」 自由曲「友~旅立ちの時~」
DSC_5466
銅賞 3年A組
課題曲「大地讃頌」 自由曲「輝くために」
DSC_5454
指揮者賞 3年C組 原島慧
伴奏者賞 3年B組 古川毅

【1・2年生の演奏曲】

1年生課題曲「夏の日の贈りもの」
1年A組自由曲「Believe」
1年B組自由曲「大切なもの」
1年C組自由曲「地球聖歌~笑顔のために」

2年生課題曲「心の瞳」
2年A組「時の旅人」
2年B組「With you smile」
2年C組「COSMOS」
001
003
002
004

2月15日(日)に品川フロントビルで、東京新聞主催「第12回新聞切り抜き作品コンクール」の表彰式が行われ、優秀賞を受賞した本校中学3年生の生徒たちが出席しました。
27553
27554275552755627557
27560
会場には受賞作品も展示されており、参加した本校生徒たちも他の優秀作品から大いに刺激を受けているようでした。
DSC_0728
今後もコンクールへの取り組みを通じ、生徒たちが新聞に親しみ、日本のみならず世界の様々な事象に関心を持ち、考える力を養ってくれることを期待しています。

2月11日(祝)に工学院大学八王子キャンパスの総合教育棟で新入生の連絡登校日を行いました。

最初に平方校長からマララユスフザイさんやホーキンス博士の話を交えて、新入生や保護者の皆さまへメッセージ。続いて4月から一人1台持つことになるiPadを使った教育について、その展開方法や効果等をお越しいただいた関連する企業の方にお話していただきました。その後本校教員からのメッセージ。入学後の授業のことや春休みの宿題についてお話しました。

いよいよ4月から本校は「ハイブリッド特進クラス」「ハイブリッドインタークラス」「ハイブリッド特進理数クラス」の3コース体制がスタートとなります。本日は入学予定の皆さまにとっても、我々教員団にとっても、これから始まるたくさんのWAKUWAKUを期待できる時間となったと思います。

■工学院のタブレット元年
DSC_4941DSC_4942DSC_4950DSC_4952DSC_4958DSC_4964DSC_4965DSC_4947DSC_4966DSC_4967DSC_4968
■春休みの宿題
今回課せられたの宿題のテーマは「自分を見つめる」ということ。自分を取り巻く「環境」について調べ、自分の「ルーツ」を探り、自分の思いを「漢字一文字」で表すことの3つの課題が課せられました。見本として教員の一人は自ら書いた「挑」の字を提示していました。入学する皆さんがどれだけ自分を見つめ、どんな一文字を選んできてくれるのかを楽しみにしています。
DSC_4975DSC_4997DSC_5006DSC_5022DSC_5038
新中学1年生課題平成27年2月11日_page001
新中学1年生課題平成27年2月11日_page002


DSC_5077

本校社会科では21世紀型授業の一環として、「新聞切り抜きコンクール」に取り組んでいます。今回は中1・3、高1が新聞切り抜き作品を作成し、東京新聞主催の「第12回新聞切り抜き作品コンクール」に応募。以下の通り、賞をいただくことができました。


【優秀賞】

◇「子育てを安心に」中学3年 小栁凛、神田翔悟、香田陸、松澤颯太、丸山晟矢

sui2015_002 (2)

【佳作】

◇「少子化と女性の生き方」中学1年 根本瑠璃


【努力賞】

◇「女性が活きる社会」高校1年 北久保恵美、小川桃子、並木里穂菜、井上果奈

◇「集団的自衛権」高校1年 酒井瞭一、秦康介、中嶋幸汰、吉田郁也、山口稀央


今回は首都1都6県、
70の小・中・高校から2055点の応募がありました。優秀賞は最優秀賞(小・中・高各1作品が受賞)に次ぐ賞で、中学校は本校を含め4作品が選ばれました。


関連web:東京新聞 第12回 新聞切り抜き作品コンクール 審査結果発表

2月8日(日)に府中の森芸術劇場どりーむホールで「東京都アンサンブルコンテスト」が開催されました。

本校からは高等学校の部で打楽器8重奏が出場し、銀賞を受賞いたしました。(中学生も3名出場しています。)

残念ながら金賞には届きませんでしたが、都大会に初めて出場することができ、とても貴重な体験となりました。

今回の大会出場に当たっては、コーチの先生方をはじめ、多くの皆様のご指導ご協力をいただきました。皆様のおかげで精一杯の演奏を披露することができたと思っております。本当にありがとうございました。

今後も素敵な演奏をお届けできるようより一層精進したいと思っています。これからもご声援のほど、よろしくお願いいたします。
perc
3月25日(水)に定期演奏会を開催いたします。場所は例年通りいちょうホール(八王子市芸術文化会館)です。ぜひともご来場ください。

DSC01738
昨年12月から1カ月間、オーストラリアのアデレードにあるインヴェスティゲイターカレッジから留学生リーバイ君が訪れました。アデレードは、久しい間、工学院の中学3年生が3週間のホームステイの海外研修をする拠点です。

昨年から3ヶ月留学が始まりましたが、やはり留学先もアデレードのハイスクールです。リーバイ君の学校もその一つで、姉妹校の交流の一環として今回工学院に来てくれました。


もう1つ別の学校でしたが、昨年菅野君も3ヶ月留学に挑戦しています。今回、リーバイ君が帰国の途につく直前、校長室で20分くらい対話をしました。その様子を報告します。


平方校長
:リーバイ君、1カ月間、工学院で学んでくれてありがとう。工学院での生活は楽しかったですか。


リーバイ君
:はい、とても楽しかったです。友達もでききましたし、日本の文化も体験できました。ちょうど留学期間中に、新年を迎えましたから、お正月をホームステイのファミリーで体験できました。


平方校長
:リーバイ君は日本語も上達したね。留学という体験がやはり強烈だったということだね。菅野君も昨年オーストラリアに留学したけれど、留学の意味について、二人の感じたことを話してくれますか。


菅野君
:リーバイ君と同じように、やはり経験が大切です。いつもと違う経験は、1つのチャンスです。チャンスに挑むという意味で留学は、かなり大きい経験だと思います。それに今回リーバイ君を迎えるにあたり、オーストラリアに留学したということは、とても親近感がもてました。ですから、このようにお互いに留学しあうという交流は大切です。
DSC01692
リーバイ君:そうです。経験が大切です。とくに難しいことにチャレンジすることが好きですから、留学は簡単な経験ではないですね。それに日本語も難しい。だから学びたいのです。日本の文化と日本語を学ぶには留学が一番よいです。


平方校長
:二人ともチャレンジングでいい感じですね。その貴重な経験、今回の留学は、今後役に立ちますか。


リーバイ君
:はい、役に立つと思います。私は将来眼科医になりたいのですが、同時にもっと旅行をしたいです。日本語を学んで、また日本に来たいです。


菅野君
:留学体験は、新しいものへの挑戦ですから、帰国後、人と違う多くの活動にもチャンレンジできていると思います。ですから、未来のために何ができるかという活動で、忙しい毎日を送っています。


平方校長
:オーストラリアの学校と工学院とでは、授業の違いはありましたか。


リーバイ君
:そうですね、まず人数が違います。オーストラリアは、クラスによって違いますが、14人くらいの授業です。工学院はとても多いので、驚きました。それにディスカッションの授業がほとんどですが、工学院は先生によって違いました。


菅野君
:日本は先生がクラスに授業しに来ますし、全員がほとんどどの教科も受けます。しかし、オーストラリアだと、大学のように先生のクラスに生徒が学びに行きます。自分の興味と関心のあるテーマを行う授業を選択するので、掘り下げることができますし、だからディスカッション中心になるのだと思います。ディスカッションは魅力的ですが、日本の今の大学入試制度では、ディスカッションばかりではなく、講義もどうしても必要だと思います。学校の違いも、文化の違いとつながっているのでしょう。


平方校長
:次の授業があるのに、話を聞かせてくれてありがとう。リーバイ君、最後に感想やメッセージをもらえますか。


リーバイ君
:ありがとうございました。とても楽しく過ごせました。日本の人は、みんなやさしくしてくれました。また、日本に来たいです。


平方校長
:待っています。ありがとうございました。

リーバイ君も菅野君も、実際に留学を経験しました。しかし、今回の対話では、未来から今の時代に留学してきた生徒でもあるということに気づきました。未来のために<いま、ここで>チャレンジしているということが対話されていたからです。
DSC01757
また、菅野君が語っていたことですが、このような留学の制度が整備されていることがチャンレンジしやすい環境であるというこも確認できました。


そして、何よりリーバイ君も菅野君も、お互いの国の人に関して「親近感」を感じているということが大切だと思います。実際に互いに相手の国で生活をして、ケアされたりもてなされたりすることで「親近感」をもち、互いを尊重し合えるようになるというのは、グローバル時代に最も重要な寛容の精神が育成されることを意味するからです。


さらに、英語は世界共通言語ですが、リーバイ君が日本語を学んで上達していく姿を通して、一方で、ダイバーシティ、多言語主義も大切にしなければならないということに改めて気づきました。


リーバイ君が日本語が理解できないところを、菅野君が英語で通訳してくれましたが、互いに日本語と英語の両方を使いながら対話するシーンは、工学院がグローバル時代に突入していることを如実に物語っていたといえましょう。

↑このページのトップヘ