<公式ブログ>工学院大学附属中学校

これは工学院大学附属中学校の公式ブログです。
日常の学校での出来事や行事の時の様子などをレポートします。
また緊急時の連絡などにも活用していきます。

緊急時以外はコメントの受け付けはしておりません。
このブログは学内の広報係が運営しています。

2014年02月

2月25日(火)に八王子市芸術文化会館いちょうホールにおいて、第10回合唱コンクールを開催いたしました。

共学2期生である本中学校第8期生が学内の多目的教室で合唱発表会を行ったのが11年前。その翌年に全学年が男女共学化となったこともあり、本校での合唱コンクールがスタートしました。

毎年2月に行われる合唱コンクールに向けて各クラスは秋ごろから準備を重ねてきます。いろいろな取り組みの中で紆余曲折あり、対立あり、絆あり、たくさんのドラマが生まれます。多くの問題を乗り越えて感動的な本番を迎えるクラスもあれば、そうでないクラスもありました。

2月という季節がらインフルエンザという想定外のトラブルに見舞われることもあります。今回もインフルエンザにかかってしまい参加できなかった指揮者や伴奏者もいました。一生懸命練習してきたでしょうに、本当に残念でした。

本番を終え、結果は出そろいました。金賞となったクラス、入賞に至らなかったクラス、それぞれに結果は発表となりました。それはそれとして受け止めることが大切です。しかし、それ以上に大切なのはそれに向かうプロセスでした。

それぞれのクラスが今回の合唱コンクールをきっかけにさらに成長していくことを願っています。

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【結果】
 金賞 3年C組
 銀賞 3年B組 2年C組
 銅賞 3年A組

2月13日(木)から降った雪は記録的な大雪となり各地に多くの被害をもたらしました。

八王子でも交通網はマヒ状態となり、本校も14日(金)~17日(月)の4日間、臨時休校を余儀なくされました。

【雪がやんだ15日(土)の学校の様子です】
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高校硬式野球部の皆さんや清掃員の方もが雪かきをしてくれたりのですが、今回の積雪は大量すぎて、月曜日に学校を再開させるまでには至らず、さらにバス路線も十分には復旧されていないこともあり、16日(月)もやむなく休校。このままでは安全に学校を再開することができないということで、16日(月)に出勤できる教員が集まり、校内の雪かきを行いました。

大勢でやればなんとかなるものです。こんな広い範囲本当に雪かきできるのかと思えたところも、みるみると雪が片づけられていきました。9時ごろから始まりお昼ごろまでで、生徒の動線はもちろん、正面玄関、駐車場などの雪が一掃されました。先生方はそれぞれにご自宅周辺の雪かきもこなされ、へとへとだったと思われますが、協力し合いながら手際よく作業に励んでいました。

こうして、まだ校内のいたるところに雪は残っているものの、18日(火)には授業を再開させることができました。先生方の中には雪かきの後遺症(筋肉痛)に苦しむ方もいらしたようですが、期末試験も迫る中ですので、痛みをこらえながら授業を行っていました。

まだ校内には凍った雪が大量に残っています。(まだ当分残ると思います。)けがなど無いように気をつけて学校生活を送ってください。

【17日(月)の雪かきの様子】
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2月11日(火)に入学予定者の連絡登校日がありました。入学試験で見事合格を果たし、4月から本校に入学予定の皆さんが、入学手続きや制服採寸のため、本校にやってきました。

11時20分からは隣接する工学院大学八王子キャンパス総合教育棟の講義室で、平方校長、橋本教頭、高橋入試広報部長より、合格のお祝いとともに入学へ向けての話をさせていただきました。
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平方校長は合格の祝辞とともに「希望からの出発」と題して次のようなことを話されました。

「1月1日の朝日新聞のトップ記事は「めざす、世界の1% 韓国・済州島に2万人の英語都市」だった。日本でもここ1・2年で急速に「グローバル化」が叫ばれるようになり、教育も対応が迫られ、大学入試も大きく変わろうとしてる。

工学院でもIB(=国際バカロレア)を超えた教育を目指し、「グローバル」「イノベーション」「リベラルアーツ」を合言葉に、21世紀型の教育を構築している。

その一環として、教員はiPadを持ち、教育に活用する実践に取り組んでいる。またこの1月には中高合わせて18台の電子黒板を教室や選択教室に設置した。

4月から本校で学校生活をスタートさせる皆さんには、そうした環境の中で本校のスローガンである「挑戦・創造・貢献」を実践して、グローバルリーダー、グローバルクラスの人へと成長してもらいたい。

そのためには勉強はもちろん大事であるが、そのほかに「ファシリテーション能力」と「レジリエンス力」を養うことも大切。

「ファシリテーション能力(facilitation)」とは他者を思い、協調することを大切にし、他者のために貢献できる力。

「レジリエンス力(resilience)」とはいろいろと身の回りに降りかかってくる脅威に対処し、未来を切り開いていこうとする力のこと。

こうした力は部活動や行事などでいろいろな人とかかわりながら身について行く力なので、積極的に学校生活に取り組んでほしい。

本校では中学3年生が全員でオーストラリアに行きホームステイを体験するプログラムが1期生以来続いている。現在は高校生8人がオーストラリアのアデレードで3か月の留学生活を送っている最中である。

これからはさらに多くのプログラムが計画されているので、いろいろな経験を重ね、中高の6年間でぜひ大きく成長していっていただきたい。」
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続いて高橋広報部長は、
「広報部長として会うのは今日までで、次からは社会の先生として皆さんと接することになります。これから中学生になる皆さんに先生や親御さんから「叱られない」ための秘訣を教えましょう。それは
①弁解しないこと。何かあった時に人のせいにしてはいけない。自分の悪かった点を素直に認めましょう。
②けじめをつける。
③怠けない。中学の勉強について行くためには最低でも1日1時間の家庭学習が必要です。それをきちんと実践しましょう。」
という話がありました。
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高橋広報部長の話を橋本教頭がその場でメモし、書画カメラで映し出していました。
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橋本教頭からは
「入試が終わったからと言ってほっとばかりしていてはダメ。中学の学習について行くためには、入学までの期間もしっかり勉強し続けることが大切。特に入試の結果を見ると算数はあまりよかったとは言えない。教科書や塾で使った教材で、基本的な計算問題や、面積・角度を求める問題などを繰り返し解いてほしい。そして中学校の勉強にスムーズに入っていけるようにしておきましょう。」
という話でした。
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この日お集まりいただいた皆さん、本当に合格おめでとうございます。皆さんが4月に本中学校の「第19期生」として入学してこられることを、教職員・在校生が心待ちにしています。
次回の事前登校日は3月21日です。この日はクラス分けの参考にもなる国語と算数の学力テストも行いますので、それに向けてもしっかり勉強をしておいてください。
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本校では夏休みを利用して海外異文化体験研修を行っています。中学3年生が全員オーストラリアのアデレードで一人一家庭のホームステイを3週間体験します。

現在中学2年の17期生の生徒たちも、およそ半年後に迫った研修に向けて準備をスタートさせました。今までは教員の側から話していた(もしかしたら押し付けていた)「研修の目的」から生徒たち自身で話し合い感じ取ってもらうことにし、クラスディスカッションを行っています。


ということで、第1
回目は「研修の目的」を話し合いました。各クラス6人程度のグループになり、自分の意見を述べ合い、それをまとめて発表していくというシンプルなディスカッションです。それでも生徒たちは、教員が用意した目的をただ聞くだけよりも、はるかに深く「何のためにオーストラリアに行くのか」「ホームステイを通してどんなことを吸収すべきなのか」を考えてくれたようです。

テーマ①
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グループで話し合って書いた「まとめ」を教員が
iPadで撮影し、1月に設置されたばかりの電子黒板に投影しながら発表しました。各グループの発表を文字でも確認することができて、互いの意見を容易に共有することができました。

実際に生徒たちが発表し合った「目的」をいくつかご紹介します。


第2回目のテーマは「研修に向けての心構え」でした。これも前回と同じようにディスカッションを進めていきました。生徒が書いたレポートを見ると、1回目よりもスムーズにディスカッションに取り組めたようです。


第3回目のテーマはずばり「不安なこと」。それぞれが不安に思っていることを共有しながら、どう解決していけばいいのかを話し合いました。中には「飛行機が墜落したら…」などという意見もありましたが、不安に思っているのは自分だけではないのだということがわかり、今後前向きに取り組んでいきたいという気持ちを多くの生徒が持ってくれたようです。同じ手順のディスカッションにも随分慣れてきたようで、活発な意見が交換されるようになりました。


今日、日本でも「グローバル」という言葉がより頻繁に聞かれるようになりました。本校の「オーストラリア異文化体験研修」も最初で最後のチャンスではなく、ほんの一つにきっかけにすぎません。現在高校では8人の生徒が3か月留学にチャレンジ中ですが、その中の実に6名の生徒が一貫コースの生徒です。中3の時のホームステイをきっかけとし、さらなるステップアップのため留学をしようと決心したようです。こうした先輩に続こうとする生徒がこれからもたくさん出てくることでしょう。


本校内だけで考えてみても、今回研修のスタートを切った
17期生が高校生になるころには、さらに多方面にわたるグローバル化へ向けたチャレンジへのチャンスが広がっていることとなりそうです。


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のオーストラリア異文化体験研修はまさにそのスタートです。あっという間の半年ですが、色々な準備を積み重ね、充実した体験となるようにしていきたいものです。

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12月に保護者の会広報誌「ギガントゥムフメリス27号」が発行されました。
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内容は
・学校長挨拶
・夢工祭
・体育祭
・中2修学旅行(広島・京都)
・異文化交流(グリーソンカレッジからのお客様来校)
・研修行事報告(研修旅行・スキンケア&ポイントメイク教室・高尾山ハイキング)
となっています。

デジタル版もありますので、ぜひこちらからご覧ください。

また1月には学園広報誌「窓128号」も発行されました。
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中高に関しては中2修学旅行の記事が掲載されています。

デジタル版はこちらから

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