<公式ブログ>工学院大学附属中学校

これは工学院大学附属中学校の公式ブログです。
日常の学校での出来事や行事の時の様子などをレポートします。
また緊急時の連絡などにも活用していきます。

緊急時以外はコメントの受け付けはしておりません。
このブログは学内の広報係が運営しています。

3月5日(土)に中学入試報告会を行いました。当日はお忙しい中、多くの皆さまにご参加いただきました。どうもありがとうございました。

平方校長よりご挨拶
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ハイブリッドインターナショナルクラス担任の髙橋教諭より本校における学びについて
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各教科の担当者より入試問題の概要について
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図書館で行われた思考力テストについて
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保護者の皆さまが大教室で入試問題の概要についてお聞きいただいている間、お子様にはレゴを使った思考力セミナーにご参加いただきました。
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高校校舎の解放感あるアトリウムでセミナーを実施
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初めて会った人同士で少しドキドキでしたが、アイスブレイクをするうちに少しずつ気持ちもほぐれてきました。
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どのグループも一生懸命に課題に取り組んでくれました。
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グループでまとめた結果を発表し合いました。
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お土産のレゴストラップ。大切にしていただけると嬉しいです。
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ご参加くださった皆様、本日はありがとうございました。今日の一日では本校の全てをお伝えしきれていないと思いますので、機会がございましたら、またぜひとも本校に足をお運びください。

尚、本日登壇しレゴセミナーのメイン講師を務めました、ハイブリッドインターナショナルクラス担任の髙橋一也教諭は、教育界のノーベル賞といわれる「Global Teacher Prize Top 10 Finalists」に日本人で初めて選出されました。

髙橋教諭の教育実践につきましてはプレジデントFamilyの最新号でも紹介されています。
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Global Teacher Prize Top 10に選出された髙橋一也教諭が、3月4日(金)付の読売新聞多摩版で紹介されました。
KAZUYA-TAKAHASHI
記事では「グローバルティーチャー賞」の最終候補者10人に選出され、ドバイで行われるパネルディスカッションに参加する事をはじめ、実際の物を作り、実社会と連動することが大事だという教育理念に基づき、ユニークな授業を実践していることなどが紹介されています。

実際の記事はweb版にも掲載されていますので、ぜひともご覧ください。

工学院大学附属中学校では2月27日、『工学院大学附属中学校ICT宣言』を正式に採択いたしました。

この宣言は、ハイブリッド1期生である中学1年生が、iPad等のICTを活用した授業を行う学校の生徒として、ICTを正しく活用するためにはどうすべきかを定めたものです。1年間かけて生徒自らの手によって作成し、本日正式に宣言が採択されました。

今後、学内のみならず国内そして世界にこの宣言を発信し、教育における正しいICTの活用を呼びかけていこうと思います。

本校が本日宣言するまでに至った経緯を以下にご紹介いたします。

『工学院中学校ICT宣言』樹立、プロローグ

工学院大学附属中学校には「iPad」という「お化け」がでる。

ICT世界
からやってきた「お化け」。現代、ICT世界は無限に私たちの世界にコラボしている。KEITAIやSUMAPHOもこの世界出身のメジャーなプレーヤーだ。

この「お化け」たちは時々、時間を忘れさせるほど私たちを夢中にさせる。

彼等は、変幻自在に、その姿を変え、目の前に誰かがいるかのように私たちと誰かをつなげ、まるで、世界の全てを知っているようなふりをする。

私たちの、目になったり、耳になったり、声になったり、意志になったり…、

「イリュージョン!」「ファンタジー!」の世界に私たちをしばし誘(いざな)う。うかうかしていると、「お化け」は、そのまま、ICT世界に私たちを取り込もうとする。

頼もしい仲間だ、とその気にさせられた時、機械のように冷たく、彼等はこう言う―。
「私はあなたの分身でもなければ、万能でもありません」
「デジタルの世界しか、私には表現できないのです」
「ヒトの体温を感じません。嗅覚(きゅうかく)も、触覚(しょっかく)も、遠く人間には及びません」
「ましてや、あなたがつながっている相手の気持ちなんて知る由(よし)もないのです」
「あなたの現実に起こる良いことも、悪いことも、私には一切、関係ありません」
「私を介(かい)して行ったすべてのことは、あなた自身が原因なのです」
「あなたの可能性を広げる手伝いはしますが、すべての責任はあなたにあるのです」

そして、最後にはきまって、
「それが、『ICT世界の掟(おきて)』なのです」と、つけくわえる。

つまりこういうことだ。
「『ICT世界の掟』を守って、『お化け』とつきあうことが大事!」
「『私』がいるから『お化け』がいることを忘れないことが大事!」

だから、工学院大学附属中学校にでる「お化け」たちとうまくつきあうため、私たち工学院大学附属中学校、生徒一同は、決意として次の宣言を表明しなければならない。

そして、ICT世界に「お化け」に手伝ってもらいながら、「船」を繰(く)り出す。その冒険の旅が、今、始まる。
宣言

序章 (Introductory chapter)


私たちは、iPadを初めて手にしたWAKUWAKU感を忘れません。

また、ICTの恩恵(おんけい)を受け、日々、学習していることを認めています。

ICTのいいところは、一言で言えば「便利」なところです。わからないことをすぐに調べられたり、どこでも使えたり、人とつながることができたり…など、本当に便利なところばかりです。

一方で、ICTの持つ、危険性についても、身をもって学んでいます。

依存性があったり、頼りすぎて自律神経が失われたり、人を傷つけてしまったり…。

人に長所と短所があるのと同じようにICTも長所と短所があります。

授業中であっても、ネット上にある無限とも思える情報のため、余計なことまで調べられ、生徒の集中力を奪うことがあり得ます。

ネットワーク機能に優れ、他者とSNS上でつながる環境の中で、人に嫌がらせをしたり、他者を傷つけることも簡単にできてしまいます。

その短所の中にある過ちをしない、同じ過ちを二度と繰り返さないようにICTの短所、長所をしっかりと理解し、自分たちで決めたルールを守ることが大切です。

宣言樹立に至ったいきさつは、これまでの経験を「knowledge=知」に高める必要があると気付いたからです。

ICTは、私たちの生活を豊かにする道具であり、手段の一つです。

私たち一人一人の人間の意志によって、ICTという道具は、正しくも、誤ったものとしても用いられます。したがって、私たちが向き合う問題は、ICTを利用することではなく、どのようにICTを活用していくか、ということなのです。私たちは、ICTの可能性を信じ、その有効性を広げ、活用する挑戦を継続していきます。

最後に、この宣言は工学院の生徒、そして、将来の生徒たちよって常に磨かれ、時代の変化に対応しながら変化することを恐れません。むしろ、その営(いとな)みによって、工学院大学附属中学校の教育実践が、普遍的な真理に近づくことになることを確信しています。

2016年2月27日

工学院大学附属中学校 ハイブリッド1期生一同


『工学院中学校ICT宣言プロトタイプⅡ』作成Project Team member
Representative of
Kazuya Takahashi team      A組 市原 尭、B組 渡邊 黎
Ken Kubota team            B組 竹谷 実咲、C組 浅見 幸佑、林 良樹
Hirotomi Miura team         A組 秋田 晴海、B組 高野 桜蘭、原島 聖
Chihiro Hirabayashi team    A組 志村 美里、野村 薫乃
School Council                    A組 松枝 美羽、B組 仲野 想太郎、C組 郷野 翔太朗

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東京新聞が主催する「第13回新聞切り抜きコンクール」において、高校1年田島陽佳さんが見事『最優秀賞』を受賞しました。
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新聞切り抜きコンクールは、「新聞に親しみながら、読解力や社会への関心を高める」ことを目的とし毎年開催されています。本校でも中学校の社会科や高校1年の現代社会の授業で毎年作品の作成に取り組んでいます。

今回は田島さんのほか次の通り受賞することができました。受賞した皆さんおめでとうございます。

【高等学校の部】
1年:田島 陽佳さんの作品「進化する世界の技術」・・・『最優秀』
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1年:小山 菜穂さんの作品「臓器移植~美談か?それとも…?~」・・・『入選』
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【中学校の部】
2年:山﨑 優希さん・薬師寺 香美さんの作品「REFUGEES難民on the MOVE」・・・『入選』、
2年:内田 寧音さん・根本 瑠璃さんの作品「守れるのか日本の伝統」・・・『佳作』

今回は指導に当たられた社会科の松山修悦教諭と井上聖教諭も「いきいき学習賞」を受賞しました。

「第13回新聞切り抜きコンクール」
主催 東京新聞(関東一都六県)
応募作品数 中学校:906作品、高校:740作品
受賞数 最優秀賞:1作品
    優秀賞:4作品(中学)3作品(高校)
    入選:6作品(中学)5作品(高校)
    佳作:5作品(中学)4作品(高校)
    努力賞:5作品(中学)4作品(高校)です。
詳しい内容は、東京新聞ホームページをご覧ください。
最優秀賞田島さんの作品紹介はこちらから

2月25日(木)に八王子市芸術文化会館いちょうホールで「第12回合唱コンクール」が行われました。

生徒は午前中から時間差登校で舞台リハーサルを行い、午後1時30分から本番がスタートしました。
どのクラスも、この日のために音楽の時間のみならず、ホームルームや放課後なども使いながら練習に励んできました。徐々にクラスの団結も深まり迎えた本番は、クラスの個性を表現したすばらしい歌声となりました。
金賞は3年B組、銀賞は3年C組、銅賞は3年A組、指揮者賞は3-B市村さん、伴奏者賞は3-B富上さんがそれぞれ受賞しました。
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■1年生 課題曲:君をのせて
A組 自由曲:心の瞳
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B組 自由曲:Let's serch for Tommorow
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1B (4)1B (5)1B (6)1B (7)
C組 自由曲:この地球のどこかで
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■2年生 課題曲:輝くために
A組 自由曲:With You Smile
2A (3)
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B組 自由曲:あなたへ~旅立ちに寄せるメッセージ~
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2B (6)2B (7)
C組 自由曲:瑠璃色の地球
2C (3)
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■3年生 課題曲:大地讃頌
A組 自由曲:手紙~拝啓十五の君へ~
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B組 自由曲:YELL
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3B (3)3B (5)3B (6)
C組 自由曲:Story
3C (3)
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■吹奏楽部
演奏曲:空も飛べるはず・道
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(3月25日に開催する吹奏楽部の定期演奏会についてはこちらをご覧ください。)

全ての演奏を終え、平方校長からの講評。「皆さんの歌声を聞いて、この1年の大きな成長を感じることができました。練習する過程では苦しいこともあったと思いますが、今日は立派な歌声を聞かせてもらいました。皆さんの成長を目の当たりにできてとても嬉しいです。これからもいろいろな面で成長を続けて行ってください。」と述べられました。
その後表彰式。
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表彰された皆さん
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金賞を受賞した3-Bの皆さん
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終演後の会場にはたくさんのうれし涙や悔し涙がありました。それは今まで懸命に取り組んできた証でしょう。ぜひ合唱を通して築いたクラスの絆をいつまでも大切にしてください。

来年も素敵な歌声と出会えることを楽しみにしています。

Global Teacher Prize Top 10に選出された髙橋一也教諭が、2月24日文部科学省を訪問し、馳 浩文部科学大臣に「グローバル・ティーチャー賞」の最終候補者10人に選出され、3月13日にドバイで開催される受賞式に臨むことを報告しました。

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馳 大臣より、トップ10選出の祝福と、これからの日本の教育界をリードして欲しいとの激励の言葉をいただきました。さらに、本校が実践する「21世紀型教育」に強い興味を示され、授賞式後には本校に視察に訪れる予定となりました。

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髙橋教諭は、3月13日にドバイで開催される授賞式に出席し、髙橋教諭を含むファイナリスト10名が参加するパネルディスカッションを経て、グランプリが決定します。

217日(水)に「PIL・PBL型授業の公開と研究報告会」を行いました。


工学院大学附属中学高等学校では20世紀型教育から21世紀型教育にシフトする必要を感じ、平成25年度より『PIL・PBL型アクティブラーニング』の授業の研究に取り組んでいます。「日本では『自己肯定感』を持てない若者が大量に誕生している」という事実を解決するためには、知識を暗記することに重きを置いた、正解主義を貫く講義型授業を超え、探求や思考のプロセスを大切にした『双方向型』の授業を実践することが不可欠です。


この日は全国からおよそ80名の先生方や教育関係者の皆さまにご参加いただき、本校の取り組みを公開授業という形で報告させていただきました。


報告会は大教室での「マインドセット」からスタート。平方校長とカリキュラムイノベーションチームのリーダーを務める田中教諭から、本校の取り組みの概要を簡単にご説明しました。

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続いて「公開授業」。中高合わせて8つの授業を行い、ご希望の授業にご参加いただきました。
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■高橋教諭とMr. Kingによる中1ハイブリッドインターナショナルクラスのEnglish(Advanced Class)
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■窪田教諭とMr. Jonによる中1ハイブリッドインターナショナルクラスのEnglish(Standard Class)
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■有山教諭による中1のデザイン思考(ハイブリッド特進クラス)
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■太田教諭による中1の理科(ハイブリッド特進理数クラス)
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■岡部教諭による中2の英語
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■井上教諭・平林教諭による高2の地理
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■矢野教諭による高2の数学
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■野田教諭による高2の現代文
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授業公開のあとはアトリウムでワークショップを行いました。テーマは「S-P表を活用した授業の評価」。実施した授業が想定した思考コードのレベルと合っていたのかを、S-P表を用いて分析する手法を説明し、実際にS-P表の作成を体験していただきました。
進行はカリキュラムイノベーションチームもう一人のリーダーである太田教諭が務めました。
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各テーブルでも本校教員と一緒にS-P表作成の体験をしていただきました。
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解説は数学科の奥津教諭が担当。
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質疑応答の時間にはご来場の先生方が、授業担当者と活発な意見交換を行っていました。
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最後に東京私学教育研究所所長の清水哲雄先生からご挨拶をいただきました。
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ご参加いただいた皆様、お忙しい中ご来校いただきありがとうございました。

本校といたしましては、今後も21世紀型教育を推進する為に、全教員一丸となってグローバルシティズンシップを意識した「PIL・PBL型アクティブラーニング」の双方向授業を発展させていきたいと考えています。

今回の報告会の様子は「ホンマノオト」でも紹介していただいています。ぜひそちらもご一読ください。

今年度開設した「ハイブリッドインターナショナルクラス」の担任を務める高橋一也教諭(英語科)が、イギリスのVarkey基金が主催する『Global Teacher Prize 2016 Top 10 Finalists』に日本人として初選出されました。
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217日(水)に「PIL・PBL型授業の公開と研究報告会」を行います。

本校は平成25年度より、21世紀型教育を導入し、教員研修を積み重ねながら、PIL・PBL型アクティブラーニングの授業を実践しています。そうした取り組みに対し、平成26年度・27年度の2年間、東京私学教育研究所から研究協力校の指定をいただいていましたので、授業公開という形で研究の報告をさせていただくこととなりました。

 

「PIL・PBL型の授業導入へ向けての研究と実践21世紀型教育の実践

工学院では20世紀型教育から21世紀型教育にシフトする必要を感じて、PIL/PBLの授業の研究に取り組んできた。何故なら、世界は今までとは質的に異なる21世紀社会が迫っていることを念頭に置いて、教育改革を進めているからである。とりわけ日本の問題として、「自己肯定感」を持てない若者が大量に学校教育の中で誕生しているという事実とどう向き合って、解決していけばよいのかを考えると、探求や思考のプロセスを大切にした授業に取り組む必要性に辿りつく。それは、知識を暗記することに重きを置いた、正解主義を貫く講義型授業を超えるところにある双方向授業であった。今後も21世紀型教育を推進する為にグローバルシティズンシップを意識した双方向授業を発展させていきたい。

 

当日はおよそ80名の先生方や教育関係の皆様をお迎えし、報告会を行います。

最初に全体会で本校の取り組みを簡単にご紹介した後、実際の授業を1時間ご見学いただきます。中高合わせて8つの授業から見学していただく授業をお選びいただくことになっています。その後ワークショップにご参加いただき、報告会は終了となります。

今日はワークショップの会場となるアトリウムに実際に椅子や机を並べ、スムーズに進めることができるかリハーサルを行いました。

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本校の取り組みも現在進行形で、決して「完成形」というわけではありませんが、ご来校の皆さまに少しでも参考にしていただけることをご提供できればと願い、報告会を実施できればと思います。


【これまでの授業公開より】
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2月11日(木)に新入生ガイダンスを実施しました。

入試を終え4月から本校で中学校生活をスタートさせる皆さんが、保護者の皆さまと一緒に会場となった工学院大学八王子キャンパスに集合しました。
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平方校長からは「ようこそ工学院へ」と題し、工学院で展開するアクティブラーニングの授業やさまざまな活動を通して、大きく成長してくださいとのメッセージがありました。
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続いてはハイブリッド1期生学年主任の纓坂先生と1期生の生徒たちによる「世界に、時代に、挑む」と題したメッセージ。
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1期生の生徒たちはこの1年iPadを使って自分たちがどんな勉強や活動をしてきたのかを紹介しました。
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ロイロノートの使い方
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自分たちが考えた数学の問題。先生も降参したほどの難問です。
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英語の授業の一コマ。レゴで作った白雪姫の作品に英語のナレーションを吹き込んだアニメーションを披露。
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iPadで描いた名画。
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こちらはリトルマーメイド。
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iMovieで作ったコント作品。
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オリエンテーション合宿や夢工祭などの学校行事や部活動の紹介もしてくれました。
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最後に「工学院中学校ICT宣言」について。楽しく、正しくICTを活用するために日本のみならず世界へ発信する宣言を現在準備しています。皆さんも工学院の一員として、4月からぜひ協力してくださいとの呼びかけで生徒たちの発表は終わりました。
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ICT教育担当の高橋先生からは、生徒たちの発表を受け、iPadについての補足説明と、本校で行われるさまざまな海外研修についての話がありました。
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最後に国語科の福田先生より「ようこそ!ハイブリッドクラスへ」と題し、国語でどのようなアクティブラーニングの授業を行っているかを紹介と、入学までに取り組んでほしい課題について話がありました。
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パリ同時多発テロを題材にした授業も展開
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ガイダンス終了後は中高校舎に移動し、書類の提出や制服の採寸などを行いました。
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プレゼンテーションをしてくれたハイブリッドクラス1期生の皆さん。先輩としてとても立派に発表をしてくれました。
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次の登校日は3月20日。この日には春休み中に取り組んでもらう宿題なども出される予定です。

入学まで約2カ月。ハイブリッドクラス2期生となる皆さんが、真新しい制服を着て元気に登校してくる日を楽しみにしています。

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